リランキングと第2シードをLPGA(女子ゴルフツアー)でも導入開始

3年後に迫った東京五輪へ向けて、ツアーの競争力向上のために、2018年よりLPGAでも"リランキング"が導入される。男子ツアーではすでに導入されており、概要としては男女ツアーで大きな違いはない。
男子ゴルフツアーの賞金シード枠が2段階に変更へ|スポーツって気分

上記の記事でリランキングと第2シードについて、すでにまとめてあるが、女子ツアーでの導入開始に合わせてもう一度簡単にまとめてみる。

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リランキングについて


ツアーには、賞金シードなど様々あるツアーへの出場資格を満たした選手が、各出場資格の優先順位によって順に試合に出場できるようになっている。

今までは、ツアー開幕戦までに与えられたツアーへの出場優先順位が最終戦まで変更されることは基本的にはなかったが、この出場優先順位をシーズン中に変更するのがリランキングという制度

*賞金シードなどの資格を持たない選手が、ツアーで優勝することによって、出場優先順位が上がるということはこれまでにもあった。

リランキング後は、開幕前の出場資格(出場優先順位)が関係なくなり、開幕からリランキングまでのその年のツアーでの獲得賞金(リランキングリスト)に順じて、上位者から優先的に試合に出場できる。これにより、今調子のいい選手(強い選手)がより多く試合に出場できるようになる。

賞金シードなどの出場資格を持たない選手が、通年で試合に出続けるためには、シーズン序盤から結果を残す必要がある。シーズン序盤に結果を残すと、開幕当初はほとんど試合に出る資格がなかった選手でも、シーズン後半のほとんどの試合に出場できる可能性がある。
  • リランキングは2018年のシーズンから開始される。
  • 賞金シード保持者など、リランキングの対象にならない選手もいる。
  • リランキングは年に2回(6月4週と9月4週終了後)予定されている。

第2シード(準シード、半シード)について


リランキング導入に合わせて採用されたもので、前年の賞金ランキング51位~55位の選手(50位以内に与えられる通常のシードから漏れた選手)に、翌年のツアーへの通年シードではなく、第1回リランキング(前半戦)までの出場資格を与えるというもの。

第2シードの選手でも、翌年のツアー前半戦で活躍して多くの賞金を稼げば、それ以降の試合にも出場できる。前半戦で活躍しないと出場試合数が減ってしまうというのが、通常のシード選手との違い

*51位~55位は52位~56位などに繰り下がることがある。
  • 第2シードは2017年の賞金ランク51位~55位の選手から付与が開始される。
  • 第2シードの選手は、QTに出場しなくていいというメリットがある。
  • 第2シードという呼び名は、まだ正式には決定していない模様。17年12月中旬ごろ正式決定か?

男女ツアーでの第2シードの選手の扱いの違い


以下の2つの記事から第2シードの選手の扱いが、
  • 男子ツアーでは賞金シード獲得者扱い
  • 女子ツアーでは賞金シード未獲得者扱い
となる模様。

男子ツアーの2016年の賞金シード関連記事|GDO
*第2シードの平塚哲二が、シード復帰選手として紹介されている。
女子ツアーの2017年の賞金シード関連記事|GDO
*第2シードの酒井美紀が、シード喪失選手として紹介されている。

参考サイト


この記事の内容ではよく分からなかったという方は、以下の外部記事を参考にして下さい。

【LPGA】
2017年度賞金ランキングに基づく各種出場資格付与のお知らせ|LPGA
*17年11月6日の記事
【GDO】
女子ツアー 2018年にシーズン中の入れ替え制導入|GDO
*16年3月14日の記事
賞金50位以内じゃなくても大丈夫 来季リランキング導入で変わる仕組み|GDO
*17年11月10日の記事
【ALBA】
女子ツアーにも“第2シード”と“リランキング”導入!2018年から運用予定|ALBA
*16年3月14日の記事
女子ツアーに導入されるリランキング制度、その一部を発表|ALBA
*2017年11月16日の記事

男女ツアーの違いに関する記事はこちら
リランキング制度、フォールシャッフルとは?|ALBA

注)この記事は、ツアー関係者ではない者が執筆いたしておりますので、内容の正確性につきましては十分ではない場合があります。
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