男子ゴルフ賞金シード権2015

明日から本格的な冬の到来となるようです。暖かくして寝てください。

今年は賞金シード選手を紹介する前に、賞金シードの仕組みが大きく変わったので、その変更点を簡単にまとめて紹介するところから始めたいと思います。
  • (1)賞金シード枠が昨年までの70名から75名へと増加。
  • (2)賞金シードが「1位~60位」と「61位~75位」の2つのグループに分けられた。
上位60名は来季フル参戦できるが、61位以下の選手はシーズン前半に結果を残さないと(賞金を稼がないと)シーズン後半あるいは終盤の大会に出場しづらくなる(≒条件付きフル参戦)。

1位~60位を第1シード、61位~75位を第2シードと呼ぶようです。

以下の記事にもう少し詳しく書きました(分かりにくかったらごめんなさい)。
男子ゴルフツアーの賞金シード枠が2段階に変更へ|スポーツって気分

続いて今大会で決定した来季の賞金シード権について。

例年シード圏内には出場義務試合数に達していないためシードを与えられない選手がいますが、今年は松山英樹(22位)、ジェイソン・クヌートン(74位)、ジョーダン・スピース(77位)の3名が該当しました(順位はカシオワールドオープン後の順位)。

これにより第1シードは61位まで、第2シードは78位までとなりました。

ちなみに次週の最終戦は、ランク上位者などの出場条件により、出場できる選手が限られるため、シード獲得選手が入れ替わることはありません。

*カシオワールドオープン|
高知県・Kochi黒潮カントリークラブ 7315y par72 11月27~30日


JGTO賞金シード権75名(ランク78位まで)



継続54名

小田孔明(1)  藤田寛之(2)  近藤共弘(3)  岩田寛(4)
宮本勝昌(5)  片山晋呉(6)  池田勇太(7)  谷原秀人(8)
金亨成(9)  宮里優作(11)  藤本佳則(12)  手嶋多一(14)
P・マークセン(17)  D・オー(18)  石川遼(19)  武藤俊憲(20)
小平智(21)  I・J・ジャン(22)  李京勲(24)  松村道央(25)
高山忠洋(27)  李尚熹(28)  B・ケネディ(29)  山下和宏(30)
梁津萬(32)  J・パグンサン(33)  黄重坤(34)  金庚泰(35)
冨山聡(36)  趙珉珪(40)  塚田陽亮(42)  S・K・ホ(43)
H・リー(44)  薗田峻輔(45)  呉阿順(46)  谷口徹(47)
星野英正(48)  宋永漢(49)  今野康晴(50)  M・ヘンドリー(51)
片岡大育(53)  貞方章男(54)  河井博大(55)  K・アフィバーンラト(58)
塚田好宣(61)  永野竜太郎(62)  S・ストレンジ(63)  S・コンラン(64)
丸山大輔(66)  上井邦裕(69)  崔虎星(71)  K・バーンズ(72)
D・スメイル(76)  深堀圭一郎(78)  
  


初獲得12名

竹谷佳孝(10)  張棟圭(13)  S・H・キム(16)  A・ブランド(38)
K・T・ゴン(39)  朴相賢(41)  正岡竜二(56)  T・クロンパ(59)
重永亜斗夢(65)  塩見好輝(67)  平本穏(68)  稲森佑貴(75)


復帰9名

I・H・ホ(15)  小田龍一(23)  H・W・リュー(31)  B・ジョーンズ(37)
増田伸洋(52)  市原弘大(57)  金亨泰(60)  J・B・パク(70)
室田淳(73)  
  
  


喪失16名

松山英樹(26)  白佳和(79)  川村昌弘(80)  平塚哲二(81)
矢野東(85)  金度勲(86)  久保谷健一(88)  河野祐輝(89)
井上信(91)  上平栄道(92)  J・チョイ(94)  野仲茂(99)
S・J・パク(103)  小林正則(107)  金聖潤(108)  横尾要(118)


下線は第2シード(62位~78位)の選手。
*喪失者16名のうち点線の6選手は、賞金シード以外のシード保有者。
・久保谷健一と小林正則は公式戦(メジャー)優勝
・松山英樹と川村昌弘とS・J・パクはツアー優勝
・平塚哲二は生涯獲得賞金25位以内(現在23位)(申請中)
 【追記】15年は「特別保障制度(公傷)」を活用しての出場。
*ちなみに松山英樹は賞金王シードももっていますが、賞金王シードは出場義務試合数(今年から5試合)を満たす必要があります。同じく賞金シードも出場義務試合数(試合数不明)を満たす必要があるのですが、ツアー優勝シードはその必要がないようです。規定が見直される動きもあるようです。
国内男子トーナメント規程 第10条 第3項 第6号ツアーメンバーにあって、第10条第1項第1号、第2号、第3号又は第6号の規定に基づく出場資格(編注:賞金王やメジャー優勝などによる複数年シード)によりツアートーナメントに出場するには、資格を取得、又は行使した年度の翌年度以降の各年度において、5競技以上(日本国内で開催されるツアートーナメントに係る競技に限る。)のツアートーナメントに出場しなければならない。本規定の違反に対する罰則は、翌年度1年間、ツアートーナメントへの出場資格を停止する
▽ 下記の記事が非常にわかりやすい。
国内男子ツアー規定改正|GDO
*賞金シード継続選手の中では、手嶋多一の19年連続が最長。
*室田淳の59歳での賞金シード復帰は最年長記録。
*I・H・ホが今年獲得したツアー優勝による2年シードが、特例で1年延長して3年(17年まで)になった。2年間の兵役を考慮されての決定。
*シード枠が今年から5枠増加したので、「初獲得12+復帰9-5=喪失16」となります。
*カッコ内の数字はカシオワールドオープン終了時のランキングの順位。
⇒ シーズン終了後のランキングに変更しました。

賞金ランキング(海外メジャー含む)2014|JGTO

▽ 追記|松山英樹が米ツアーメンバーに課せられる「出場義務試合数5」を来季果たせる見込みがないことから、ツアー優勝で得た来季のシード権を放棄した。「出場義務試合数5」を満たせなかった場合には、制裁金100万円(推定)を支払う必要があるが、放棄したことによりその必要がなくなった。


■ アンケート|開催期間:14.12.19~15.5.13(メジャー初戦直前まで)

たくさんの投票ありがとうございました。アンケートは締め切りました。結果は以下のリンク先でご覧いただけます。

第1位 竹谷佳孝
初シード組で、15年に最も活躍を期待するのは?

第1位 矢野東
シード喪失組の中で、1年で賞金シードにカムバックしそうなのは?(賞金シード以外のシード保持者は除く)


カシオワールドオープン後に入れ替わった選手


■ 圏内滑り込み
86 → 59 T・クロンパ
100 → 68 平本穏

■ 圏外弾き出され
75 → 79 白佳和
77 → 80 川村昌弘

【平本穏の大逆転シードはすごすぎる!】
カシオワールドオープン前の段階でランク100位だった平本穏(28)は、サードQT突破に失敗しており、今大会もウェイティングからのスタートだった。

ただ水曜日にようやく欠場者(平塚哲二)による繰り上げ出場が決まると、3日目終了時点で首位タイに浮上するなど活躍し、最終的には3位タイフィニッシュで約850万円を上乗せして、32人抜きによる自身初のシードを手にした。

ちなみに名前は「隠(かくれ)」じゃなく「穏(やすき)」だということをギャラリーの皆さんに覚えてもらいたいとのこと。

*カシオワールドオープン開催前の賞金シードのボーダーラインは79位。出場義務試合数不足の平塚哲二がランク78位にいたため。


賞金シードを逃した選手を一部ピックアップ


細川和彦(83)  鈴木亨(84)  上田諭尉(93)  横田真一(96)
香妻陣一朗(101)  今田竜二(115)  宮里聖志(116)  小山内護(127)
五十嵐雄二(132)  浅地洋佑(165)  兼本貴司(179)  額賀辰徳(202)

*五十嵐雄二の09年メジャー優勝による5年シードは今年で終了。

▼ 前年と翌年と同年の女子の記事
男子ゴルフ賞金シード権2014
男子ゴルフ賞金シード権2016
女子ゴルフ賞金シード権2015
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